安田純平最新動画でのウマルと韓国人発言の意味とは?(フル動画あり)映像から読み取れる意味を考える
誘拐されているとされる安田純平さんですが、今年に入ってから新しい情報が何度か公開されています。
そして、今日もかなり逼迫しているかの状況が伝えられる安田純平さんと思われる最新動画が公開されました。
しかしどうやら映像には不思議な部分がいくつもあるようですが……?
動画の中で安田純平さんと思われる人が語った、ウマルと韓国人ですという発言や、動画から読み取れるものについて考えてみたいと思います。
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かなり衝撃的な安田純平さん最新動画が公開される
行方不明になっている安田純平さんの最新動画と思われる映像が公開され、また波紋を呼んでいます。
安田純平さんか、日本語で話す映像
3年前から行方不明になっているジャーナリストの安田純平さんとみられる新たな映像が公開されました。「きょうの日付は2018年7月25日。とてもひどい環境にいます」
映像は長さ18秒間で、銃を持った2人の男の前で安田さんとみられる男性が日本語で話していて、自らの名前を「ウマル」と名乗っています。
この映像はインターネット上に公開されていますが、真偽は確認されていません。
引用:http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3435263.htm?1533034575988
この動画は全編で18秒ほどとされていますが、引用したニュースサイト、または国内の報道でも一部分を切り取ったものを流しており、全編の動画は流していません。
全編の動画も気になるところですが、いくつか投稿されているものが発見できました。
それがこちらになります。
安田純平さんと思われる人物が語った内容を書き起こすとこの様になります。
「私の名前はウマルです、韓国人です」
「今日の日付は2018年7月15日」
「とてもひどい環境にいます」
「今すぐ助けてください」
やはり気になるのは、「ウマル」「韓国人です」という部分でしょうか?
この部分について考えてみたいと思います。
ウマルの意味とは?
イスラム教でウマルから連想できる人物は歴代カリフに二人います。
ウマル・イブン・ハッターブ(592年-644年)
ウマル2世(682年-720年)
ウマル・イブン・ハッターブは、勇敢な戦士で最初ムハンマドに敵対するも、コーランの章句に心動かされイスラム教に帰依し、その後ムハンマドを支える立場になった英雄です。ムハンマドの死後は初代カリフ(イスラム最高指導者)誕生に尽力し、自らも二代目のカリフとなった人物です。
ウマル2世は、ウマイヤ朝の歴代カリフ中,イスラムの信仰に厚い唯一のカリフとして知られ、厳しい戒律のイスラム教において、他宗教であっても税を収めることでその権利を認めたとされています。
もし今回の「ウマル」がこの後者のことであるのだとしたら、お金を払えば権利は保証してやるぞ、みたいな意味になるのかも知れません。
実際はもっと深い意味があるのか、または特に意味のないことなのかはわかりませんが、とても気になるフレーズです。
韓国人と語った意味とは?
これはとても不思議な発言です。
個人的な感想としては、まったく救出する気のない日本政府ではなく、韓国政府にすり寄って反応を伺おうとしているのかなとも連想してしまいます。
ただ、日本ではかねてより安田純平さんに韓国人説があるのですが、それを裏付けるような形の発言になっているところがとても興味深いところです。
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以前投稿したこちらの記事のコメント欄にも、今回の動画が韓国人説を裏付けているとするコメントが寄せられています。
実際にネット上でもその話題はかなり上がっているようです。
この安田純平さんが偽物である理由
安田純平さんは、すでに行方不明になってから3年1ヶ月が経過していますが、ここ最近突然動画や画像などが立て続けに公開されています。
直前には、7月6日と7月17日にも動画および画像が真偽不明の情報のまま、ネットで公開されました。
素人目には本人か偽物なのかは見分けが付きませんが、関係者によると最近投稿された安田純平さんの動画や映像が、偽物であるとの証言がいくつか見られます。
今回の動画に関しては、安田純平さんと親交のあるジャーナリストがこの様に語っています。
男性は、これまでに公開された安田さんとみられる動画の人物とよく似ている。ただ、安田さんと親交があるフリージャーナリストの藤原亮司さんは、「言葉のなまりや韓国人と名乗っていること、それに日本語でしゃべらせていることなどからみて、本物かどうかは疑わしい」と話している。
引用:https://www.sankei.com/world/news/180731/wor1807310023-n1.html
親交があった人物であれば、見た目や声である程度判断できるわけですから、その立場の人からこの動画を見て本物かどうか疑わしいとなると、かなり疑わしく思えます。
今回の動画の一つ前の、7月17日に公開されたとされる画像に関しても、疑義があるようです。
今年の動画公表以前の、本来のこの件のスポークスマンであった、tarik abdul hak氏はこの様にコメントしてます。
fake and false news、つまり日本の時事通信は偽ニュースを掲載したと断言しています。
誰をどのくらい信用していいかはわかりませんが、ここ最近の展開は以前までの流れとは違っているものであることは間違いないでしょう。
偽物なのか?安田純平さんが別の組織の手に渡ったのか?そういった疑いはあるように思います。
服装と後ろの銃を構えた人物が嘘くさい
私の素人目に見ても、この動画の後ろに立つ二人の人物と、安田純平さんが着させられているオレンジの服が嘘くさいなと感じます。
このシュチュエーションは、本来の現地の様式を無視した、日本人向けのわかりやすいアイコンになっているように思います。
このことからも、何か身代金を払わせることに必至なのかなと伺わせるものがありますね……。
どこかの身代金目当ての組織が、安田純平さんを買ったのか、それとも偽物の安田純平でこの騒動に便乗しようとしているのか、本人か疑わしいという関係者の話と総合すると、動画の信憑性はかなり低くなってしまいそうな気がします。
いずれにしても、前回の記事でも書きましたが、安田純平さんはSNSなどの本人の言動を考えれば、自己責任論を唱えていた人でありますし、日本政府も身代金を払わない姿勢を貫いているようですから、私もその方向がある程度望ましい方向なのかなとは思います。
何とか平和的に解決することを願ってやみませんが、人命を尊重しすぎた結果、逆に多くの命を犠牲にするような方法にはならないようにとも同時に考えます。
引き続き、注視していきたい問題です。
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