倉敷市真備町高馬川の氾濫で救助要請の画像や動画から最新の被害状況まとめ

   

西日本豪雨で被害が拡大しています。

 

その中でも大きな被害が発生している岡山県倉敷市真備町の高馬川の氾濫による水害の映像がかなり衝撃的なものとなっています。

 

 

そして、現場では救助要請の声が多数上がっているようですが、特に話題になっているのがツイッターでの救助要請です。

 

電話が使えないことの多い災害時の状況の中、SNSは新しい連絡手段としての活用が広まりを見せています。

 

 

倉敷市真備町の様子と実際の救助要請のツイートなど、状況をまとめてみました。

 

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西日本豪雨の影響で岡山県倉敷市真備町の高馬川の堤防が決壊!広範囲の住宅が水没

 

西の本側で被害の拡大している豪雨ですが、岡山県倉敷市では高馬川の堤防が決壊したことにより、広範囲の住宅の水没が発生し被害が拡大しています。

 

 

 

 

 

今回の豪雨災害は、西日本豪雨と呼ばれ始めています。

 

現時点で全国ですでに12名の死者、50人以上の安否不明者が出る大災害へと発展しており、現在も降り続く雨で被害は拡大しています。

 

 

今回水没の被害が広範囲に広がっている岡山県でも、現在死者1名、行方不明者7名と報道されています。

 

 

家屋3棟流され2人不明 倉敷・真備、屋根から救助も

岡山県倉敷市で7日、高馬川の堤防が破れて周辺地域が水没した。同県災害対策本部によると、家屋が3棟流され、少なくとも2人が行方不明になっているという。

高馬川沿いの倉敷市真備町有井付近を映した県警の映像では、道路は完全に水没し、住宅の屋根だけが水面に出ている状況だ。

 

引用:https://www.asahi.com/articles/ASL772GLYL77PPZB007.html

 

 

 

ニュース映像に映っていた、松の木の上に避難する女性。

 

とても危険な状況です。

 

 

 

ただ、このような状況が目の前にあるのに、カメラを向けるだけで浮き輪の一つも投げるわけではない報道の人が、どういう気持で撮影しているのかはいつも不思議に思います。

 

 

 

他にも看板の写り込んでいた写真ですが、元の場所はこちらのようです。

 

 

 

 

どれだけものすごい水没具合なのかがよくわかりますね……。

 

追記:岡山県倉敷市真備町小田川・高馬川の堤防決壊から40時間ほどが経過しましたが、現在もまだ真備町では1000人ほどが屋根の上などに孤立した状況という報道です。かなりとてつもない災害規模で驚愕ですが、一刻も早く救出されることをお祈り致します。

 

岡山 倉敷市真備町で1000人以上が孤立 救助待つ
2018年7月8日 12時21分

岡山県によりますと、広い範囲で浸水の被害が出ている倉敷市真備町で、1000人以上が孤立した状態で建物の屋上などに取り残され、救助を待っているということです。自衛隊や警察、消防などがボートやヘリコプターで救助活動を続けています。

引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180708/k10011522911000.html

 

 

追追記:倉敷市真備町でおよそ1850人の救助が完了したそうです。一旦山場は超えたようで、まずは一安心です。現場で携わっている方々には本当に頭が下がります。

 

倉敷・真備町地区で約1850人救助

岡山県によると、同県倉敷市真備町地区で8日午後2時までに、浸水で取り残されるなどした計約1850人を救助した。大半の救出が完了したとみられる。

引用:https://this.kiji.is/388596321592034401

 

 

ネットやSNSで流れる救助要請、災害派遣の声

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過去の大災害時でも発生していた状況ですが、やはり電話はかなり繋がりにくくなってしまうようです。

 

救助の電話が殺到すれば、回線はパンクしてしまいますし、災害現場周辺の電話回線に関わる装置自体が水没する場合もあるでしょう。

 

 

そのことから、スマホなどからSNSなどを経由して救助要請をするケースがかなり見受けられます。

 

この場合、多くの人にその声や、画像映像が一緒に伝わることになります。

 

 

日本で一番使われているSNSのツイッターですが、こちらでは#救助要請のハッシュタグで、かなりの現地からの声が上がっていることが伺えます。

 

 

ネット上の実際の救助要請の数々

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救助要請の実際のツイートをいくつかまとめてみました。

 

 

この方は電話が繋がらないことから、新しいアカウントを作成して、救助を呼びかける人のツイートです。

 

 

周辺の家も水没している様子がよくわかりますが、この段階でも平屋はもう屋根以外は水の中になっているようです。

 

うまく避難されていればいいのですが……。

 

追記:ツイートされていた方は救助要請されていた方の家族だったようなのですが、ボートに乗れたというツイートの後、アカウントは削除されました。良かったです。

 

 

この方の家の前は、ちょうど報道で松の木に捕まっている女性がいる場所のようで、その様子も写真でツイートされています。

 

 

ここから

 

 

 

こうなってますね

 

 

 

報道で見たよりも更に水位が増しているようで、腰付近まで水が近づいている様子がわかります。

 

すでにかなりの時間が経過していると思いますので、早急な救助を期待したいところです。

 

 

避難場所の情報収集と、それに応える人のやり取りも行われています。

 

https://twitter.com/take6/status/1015419887815020545

 

 

結果的にこの方は、近所のビルに地元に人たちと避難したようです。

 

 

 

 

その後の安否は途絶えており、ご無事であればよいのですが。

 

追記:こちらのアカウントは救助の感謝のツイートがされた後、現在非公開にされているようです。良かったです。

 

 

停電とのことで、電池の残量にも限界がありますし、雨の屋外ですから、なかなか連絡もしにくい部分はあると思います。

 

 

こちらもかなり切迫した状況のようです。

 

 

 

この方はすでに救助されたようです。

 

 

ものすごい「いいね」の数がついていますが、このくらい「いいね」の使い方が最適なツイートも珍しいでしょう。

 

 

動画は、周辺の人が救助を呼びかける場合に使われることが多いようです。

 

確かに、実際に被害を受けている人は、動画までの余裕は少ないのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

現地からの情報は、報道とはまた別の臨場感を感じます。

 

 

このネットから得られる情報を未来にどう活かすべきか?

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これらの要請は、被害にあっていない私でも、自宅で簡単に見ることが出来てしまいます。

 

しかし、明日は我が身、まったく他人事に見えません。

 

 

この様な場面に自分が置かれた時、また家族や友人がこの様な状況になっていると知った時に、ではどのように対応すればいいか?

 

ツイートなどから伝わる情報から、それを多くの人が考えておくことで、未来の被害を減らすことに繋げられるのかもしれません。

 

 

過去に、今のようなネットやSNSという手段がないときには、これらの情報は知る由もなかったわけですし、それによって失われていたチャンスも、今では昔よりつかみやすくなっているとも言えると思います。

 

この情報化社会は、確実に未来への前進であると考えます。

 

 

公的な機関では、ぜひ電話以外の様々な情報から救助要請を受け取れるようなシステムづくりをさらに進めていただきたいと思います。

 

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