共産党募金詐欺疑惑は熊本地震だけじゃない?東日本大震災の義援金の内訳がやばすぎた!
共産党は募金や義援金を経費にしている?
以前からネットの情報に触れている人には、そんな共産党の募金は詐欺ではないかという噂は広く知れ渡っていました。
今回の平成30年7月豪雨で西日本で豪雨被害が広まる中、松井一郎大阪府知事のツイートから、またその噂に関わる騒動が巻き起こりました。
この共産党募金詐欺疑惑について、また少し掘り下げてみたいと思います。
共産党が公表している東日本大震災の募金内訳
今回の騒動の発端のひとつとなっているのは維新・松井一郎府知事のツイートでした。
【騒動の発端になったツイートについてはこちら】
このツイートの騒動から、一旦は謝罪をした松井一郎府知事でしたが、その後さらに炎上を広めるようなツイートを投稿しています。
東日本大震災救援募金等の活用について/16年3月 日本共産党東日本大震災対策本部 https://t.co/lsPYIOxPqJ共産党の皆さんへ、共産党が東日本大震災で集めた募金総額は11億円弱、被災者に届いた現金は6億円弱、差額は経費でしょ。集めた全額を届けてない事が赤旗に掲載されています。
— 松井一郎 (@gogoichiro) July 11, 2018
共産党の皆さんへ、共産党が東日本大震災で集めた募金総額は11億円弱、被災者に届いた現金は6億円弱、差額は経費でしょ。集めた全額を届けてない事が赤旗に掲載されています。
この内容について検証するために、松井一郎府知事も提示しています共産党の東日本震災時の募金の内訳についての報告を見てみましょう。
「東日本大震災救援募金」
募金総額 10億7,091万円活用内訳
被災地の自治体その他への義援金 5億9,357万円支援物資の購入 2億0,052万円
ボランティアなどによる救援活動費 2億2,958万円
資材・郵送料等の諸経費、その他 4,724万円
「被災地党活動支援募金」
募金総額 3億9,045万円活用内訳
被災地の党機関事務所の復旧・補修費 7,189万円被災地の党組織再建・選挙などへの援助 1億1,287万円
被災地の常任活動家などの生活援助 2億0,232万円
諸経費、その他 337万円
引用:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-12/ftp2016031204_06_0.html
共産党が集めた金額が10億7,091万円。
党活動資金まで含めれば合計で14億6,136万円もの現金を集めていますが、そのうちそのまま現金として使用したとされるのは全体のたった40.6%ほどの5億9,357万円となっています。
全体のおよそ6割ほどの8億6,779万円は物資やらボランティア活動への謝礼など、何らかの形で使用してしまっているわけですね。
経費というのがどの範囲までを指すかは捉え方によって変わりますが、松井一郎府知事は現金をそのまま送ったもの以外は、経費とも言えるのではないかという考え方での発言でしょう。
東日本震災救援募金と被災地党活動支援募金に分かれている意味
この共産党の報告の内訳は、東日本震災救援募金と被災地党活動支援募金に分かれています。
基本的な考え方としては
東日本震災救援募金
⇒震災に使うための募金
被災地党活動支援募金
⇒被災地の党のために使うお金
こんな感じで別れています。
この被災地党活動支援募金の方の使い方はすごいですよね……。
被災地の党機関事務所の復旧・補修費 7,189万円
被災地の党組織再建・選挙などへの援助 1億1,287万円
被災地の常任活動家などの生活援助 2億0,232万円
諸経費、その他 337万円
こっちはもう経費とかそんなレベルじゃないですよね。
ほぼ完全に共産党のために使っています。
常任活動家の生活援助に至っては、もうただの党員の給料です(笑)
とはいえ、そもそも被災地党活動支援募金は、党の集会などで党のためと呼びかけて、通常の募金とは別名義で集めるとされています。
街頭での募金や義援金として振り込まれたものなど、通常の募金は東日本震災救援募金に分類さています。
ですので、党のために使われていることは問題がないように見えます。
被災地党活動支援募金の分類が怪しい理由
しかし、話はそう簡単ではありません。
被災地党活動支援募金を通常の募金とちゃんと別にして集めているのか、そこにかなり疑いがあるからです。
例えば、問題になった熊本地震の際の募金の封筒の表記です。
これは品川区の共産党の集会で使われていたものです。
これ、普通の募金と党の援助と、明らかにごっちゃにしちゃってますよね?
中がしっかり別れているとはとても思えません。
さらに別の観点からも、この両者を混ぜてしまっている可能性が伺えます。
それは熊本地震の疑惑のときも、今回の松井一郎府知事件でも、わざわざ共産党が声明を発表しているのですが、そこにはこの様に書かれています。
なおツイッター上であげられている2つの件――2年前の東京・品川区の演説会での募金活動や後援会交流決起集会での募金活動については、他の募金と一体に集めたことは正しくなかったと認め、集まった全額を救援募金として被災地に届けたことを付記しておきます。
引用:http://www.jcp-osaka.jp/seisaku/6723
この様に、共産党は他の募金と被災地党活動支援募金を一緒にしていたことを認めています。
これが偶然このときだけのことだったのでしょうか?
普通に考えれば、たまたま指摘されたから対応しただけの可能性が非常に高いですよね。
さらには、封筒が一緒なだけではありません。
党の建設費の募金や、東日本震災の募金、今回の豪雨の募金、これら全て受付の振込先口座が一緒です。
豪雨災害の救援募金を受け付けています
▼口座番号 00170―9―140321
▼加入者氏名 日本共産党災害募金係引用:http://www.jcp.or.jp/web_info/2018/07/post-12.html
東日本大震災で震災募金を受け付けています。
郵便振替で送金される場合
郵便振替口座 00170-9-140321口座名義(加入者名) 日本共産党災害募金係
引用:http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2016-03-12/ftp2016031204_06_0.html
熊本地震被災者救援募金についてのお願い
▼郵便振替で送金される場合
【口座番号】 00170―9―140321【加入者名】 日本共産党災害募金係
引用:http://www.jcp.or.jp/web_info/2016/04/kumamoto-bokin.html
党本部建設募金用の郵便振替用紙を使い、その通信欄に必要事項を記入し、下記の口座に送ってください。
郵便振替口座
00170-9-140321
日本共産党中央委員会引用:https://www.jcp.or.jp/tokusyu/kensetu_bokin/
これ、封筒の問題より遥かにタチが悪いように見えますよね(笑)
こういう事していれば、疑われるのは当然ですし、こんなガバガバな状況での内訳の配分はかなり怪しいと言われても仕方ないでしょう。
募金で集めた現金の使い方すら怪しい
共産党は、募金で集めた現金の使い方すら怪しい言わざるを得ないでしょう。
比較のために、他党の東日本震災の時の募金の使い方を簡単に見てみましょう。
民主、自民、公明などは、現金を一括で日赤に渡しています。
これは何故かと言うと、現金に色を付けないためです。
だって、数億円ものお金を党が意図的に配分したら、それは党からの寄付と一緒ですよね。
そういう当たり前のことを避けるために、集めたお金を日赤に一括で渡すことで、まともな神経をした党は募金で集めた大金を利用した政治的な影響力を発生させないようにしています。
この逆が共産党です。
新聞取材による内訳によると、83自治体176団体に10億円ものお金を、共産党の意図した形で配分しています。
これ、普通にアウトのような……。
松井一郎府知事は、現金以外の使われ方を経費と言っていましたが、それ以外の現金部分もかなりやばい内容であることがわかります。
まとめ
こうして見てみると、松井一郎府知事が言うよりもかなりやばい案件ですよね。
いつも災害発生直後から、共産党が全国の路上や後援会で募金活動しまくっている理由がなんかわかった気がしないでもないような……。
全国の善意を14億円以上集めて、もしそれを何らかの形で党のために還流させ利用しているのだとしたら、これは許されざることです。
そういうそしりを受けたくないのでしたら、共産党は顔真っ赤にして松井一郎府知事に抗議するのではなく、集めたお金を一括で日赤等に渡すべきでしょう。
まあ、こんな美味しいこと辞めるわけないか(笑)
【関連記事】
共産党が募金詐欺の噂を調査!募金箱の証拠や過去に中抜きした前科についても!