村田諒太の意味深発言の意味とカポーは誰?批判や告発でボクシング界追放ってマジ?
日本のボクシング界が大揺れになっている、日本ボクシング連盟山根明会長への告発事件。
その中で、図らずも大きな役割を担っているのが、チャンピオンの村田諒太選手です。
その村田諒太選手が、新たにとても意味深な発言をしたということで話題になっています。
カポーとは一体誰なのでしょうか……?
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村田諒太選手がFacebookでまた意味深発言を投稿し物議に
日本ボクシング連盟の山根明会長への告発騒動で、中心的な役割になっているとも言えるボクシング現役ミドル級チャンピオンの村田諒太選手。
先日のFacebookでの「そろそろ潔く辞めましょう、悪しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません」という投稿が大きな話題を呼びました。
そして、その発言から5日した今日8月2日に、またとても意味深な投稿があり話題となっています。
その内容はこちらです。
この内容、かなり興味深い言い回しになっているように見えます。
特に気になる点はやはりカポーという部分でしょうか?
村田諒太選手の示唆するカポーは一体誰なのか?
多くの人が気になっているとコメントしている点は、主に以下の2つの点についてです。
夜と霧に出てくる、カポー(同じ収容者でありながら、見張り役など、特別な権利、立場を与えられた収容者)が時にナチス親衛隊より酷い仕打ちをしてきたという話、そのカポーを裁くことが出来るかどうか
フランクルの言う、石を投げるなら、同じ状況に置かれて自分が同じようなことを本当にしなかっただろうかどうかと自問してみること
人を糾弾する前に必要なことだと考えています
世の中にはこのカポーが溢れていることを忘れてはいけないなと、改めて思う今日この頃です
- そのカポーを裁くことが出来るかどうか
- 石を投げるなら、同じ状況に置かれて自分が同じようなことを本当にしなかっただろうかどうかと自問してみること
多くの人の興味を引いているのは、カポーを裁くという言い方をしている点でしょう。
そして、それを示唆するような「石を投げるなら、同じ状況に置かれて自分が同じようなことを本当にしなかっただろうかどうかと自問してみること」という言葉を続けています。
一体カポーは誰なのか?
山根明会長なのか?
他のボクシング連盟幹部なのか?
告発者側の誰かなのか?
このカポーも、石を投げるなら~の言葉も、それぞれヴィクトール・E・フランクルの著書「夜と霧」の中から引用した言葉です。
カポーは村田諒太選手の説明にもありますが、そもそもナチスの看守(虐待する側)と囚人(虐待される側)であったにもかかわらず、囚人の中に衣食住を保証されて看守の役割を与えられ、ナチスの看守以上に囚人を虐待したカポーという組織のことです。
石を投げるならの部分は、新約聖書の中の「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」を踏襲している内容でしょう。
いずれも、「他人を批判する時は、相手の立場に立ち、自分の行動を振り返ってよく考えるべきだ」という意味で使われていると思われます。
ではそれをだれに言っているのかと言うと
人を糾弾する前に必要なことだ
世の中にはこのカポーが溢れている
この様に言っていることから、複数の相手で、それが人を糾弾している人物だということになります。
つまり、今の山根明会長を過剰に叩きすぎているマスコミや外野の人物全てに対する注意ということになるでしょうね。
実際、この山根明会長へのバッシングは異常なレベルと言ってもいいでしょう。
少し前の相撲協会への狂騒と似ているものがあります。
今やワイドショーは連日多くの時間を割いてこの話題を取り上げ、悪の枢軸たる山根明をバッシングしまくっています。
SNSや掲示板を見れば、面白おかしく罵倒を繰り返す人々の声で溢れています。
まあ、確かに面白いですけども(笑)
ただ、この騒動のほぼ中心に存在して、被害を一番被っているとも言える村田諒太選手から見ても、この有様はあまりに異常な光景に見えるのでしょう。
そういうことを感じさせるコメントだと思います。
山根明会長への批判で村田諒太選手がボクシング界を追放される噂は本当?
今回の日本ボクシング連盟及び山根明会長への告発、そしてこの山根明会長が増長してしまったことに無関係でない村田諒太選手が、今回の批判や告発でボクシング界を追放されるのではないか?という噂や心配があるようですが、実際にはどうなのでしょうか?
結論としては、それはまずありえないと言えると思います。
なぜなら、村田諒太選手は、既に山根明会長や日本ボクシング連盟よりも遥かに格上の存在になってしまっているからです。
現在世界にはWBA・WBC・WBO・IBFなどの複数のボクシング団体が存在し、それぞれにミニマムからヘビーまでの17階級がありますので、チャンピオンだけでも68人もいることになります。これに暫定王者やスーパー王者なども存在するため、実際には更に多い場合もあります。(統一がいれば減る)
ですが、そんなチャンピオンの中で一番価値があるのは実はミドル級チャンピオンです。
例えば10人しか選手のいない競技のトップと、100万人の選手の中のトップだと、当然後者のほうが難してく価値が高いですよね。
その様な考え方でいうと、世界の選手の層が最も厚く獲得が難しいと言われているのがミドル級です。
村田諒太選手は、日本人ではほぼ獲得が不可能とさえ言われていたミドル級の現役世界チャンピオンであり、その価値は日本ボクシング連盟全体や当然山根明会長などお話にならないはるか上のステージに存在しています。
ですから、山根明会長がどれだけ泣きわめこうが叫ぼうが、村田諒太選手を追放することなど不可能です。
何か裏の勢力を使って村田諒太選手を潰す可能性は?という心配にもなります。
確かに、ボクシングの興行の世界ははっきり言って裏側の世界と密接に関係しています。
山根明会長もそれらの関係者とは無関係ではないでしょう。
しかし、裏の勢力の人ほど、強さには信仰に近いあこがれを持っており、今まさに奇跡として存在する現役ミドル級王者の村田諒太選手レベルであれば、潰すよりも活かすほうが価値があることを知っています。
普通に考えて、ソッチ側の人の目線で発想しても、山根明会長よりも村田諒太選手を取るでしょうね。
ということで、私の考えた範囲では、今回の騒動で村田諒太選手が不利な立場になる可能性は極めて低いものと思われます。
ただし、その他の告発した選手や監督や関係者が不利にならないとは限りません。
成松大介選手あたりはちょっと心配ですね……。
あちらの世界は、理屈が通じない世界であることは間違いありませんから、何か変なことが起きないことだけを期待したいと思います。
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